こんにちは、カワルンです。
今回は経験者ならわかる「フルマラソンあるある」を紹介します。
42.195kmを走るフルマラソン。
この距離は非常に絶妙な距離です。
走る度にいろいろなエピソードが生まれ、苦しくも感慨深いスポーツです。
フルマラソンにまつわる数々のエピソードについて、
ランナーの方はうんうんと共感しながら、
これからフルを目指す方はご参考までに、
マラソンとは無縁の方も「へぇ~」と知識のひとつにしていただけたら幸いです。
- 走る前に抽選に当たらなくてはならない
- お金がかかる
- 前日&当日の朝はよく食べる
- レース中にトイレに行くか迷う
- 仮装している人や年配の方に抜かされて驚く
- なんで走っているのだろうと思う
- 声援にめちゃくちゃ元気をもらえる
- ゴールした瞬間、すべてが報われる
- まとめ
では、さっそく「フルマラソンあるある」を紹介します!
走る前に抽選に当たらなくてはならない
「フルマラソンにチャレンジしよう!」と大きな決断をしても、出走権が得られるかは別の話です。
大きな都市型の大会を走るためには、まず抽選に当たらなければなりません。
中には先着順の大会や定員になかなか達しない大会もあります。
しかし先着順の場合も数十分で受付終了となるケースが多いです。
なかなか定員に達しない大会はコースに坂道が多かったり、アクセスが難しかったり、制限時間が厳しい場合もあります。
沿道の応援も少ない場合が多く、攻略のしがいがあるアットホームな大会が多いです。
完走したい
記録を狙いたい
たくさんの声援が欲しい
走ったあとにスムーズに帰りたい
などの理由から都市型の大会は人気があるため、走る前には運も必要です。
お金がかかる
マラソンというと「ランニングシューズ」と「ウェア」がそろえばいいのでは?
と思われがちですが、そんなことはありません。
とくにフルを走るには、結構なお金がかかります。
まずエントリー代に1万円ほどかかります。
最近は、それ以上かかる大会も増えてきました。
つぎに現地までのアクセス代と宿泊費。
走りながらエネルギー補給できるジェルも数本、必要です。
走る前にもジェル、走った後はプロテインなどを摂取します。
最近は1本1,000円のジェルが人気があります(^^;)
現地に行けば、記念のグッズも欲しくなるしお土産も買います。
完走していいタイムが出れば、完走新聞(タイムと名前が載った大会用の記念新聞)や走っている姿を撮影した写真も欲しくなります。
前日&当日の朝はよく食べる
フルを走ると2,000kcal以を上消費します。
大会前は炭水化物多めの食事でエネルギーを蓄えるのです。
私の場合は、前日の夜&当日朝(走る3時間前まで)に食事にプラスしてさらに団子を食べると決めています。
しっかりエネルギーを蓄えておかないと、走っている最中にエネルギー切れを起こしたり、私の場合は吐き気がでます。
レース中にトイレに行くか迷う
フルマラソンのトイレ問題は非常に切実です。
レース前からトイレは大渋滞し、まずは20分ほど並びます。
スタートする1時間~30分ほど前にトイレを済ませて整列。
しかしスタートした直後からトイレがちらつくこともあります。
トイレに行けば2~3分ロスします。
スタート直後のトイレはトイレに行けなかった人で行列していることが多いので、さらにロスすることも。
記録を狙うならトイレを我慢したい!
行くべきか我慢すべきか、行くならどこのトイレに行くか、結構迷います。
さっさと行けばいいんですけどね(^^;)
後半になるほど足も疲れるので、トイレで休むことで足が上がらなくなる可能性もあります。
さらに汗をかいているのでタイツもランパンも脱ぎにくいし履きにくい!
結構焦ります。
仮装している人や年配の方に抜かされて驚く
30km前後から「あ~、しんどいわ~」という感じになります。
そしてペースが落ちたとき、スタートから淡々と走ってきた仮装している人やご高齢の方に抜かされてビックリします。
フルマラソンで仮装する人は多いのですが、手足しか出ていない仮装で速い人には度肝を抜かれます。
また一定のペースで淡々と走る、経験豊富なご高齢のランナーさんにも脱帽です。
マラソンは決して自分の力を過信してはいけません。
30kmからが本番といっても過言ではありません。
後半失速したら、スタート直後に調子に乗って走った自分を悔いるのです。
なんで走っているのだろうと思う
走りながらいろいろなことを考えます。
「今夜の晩御飯」など些細なことから「自分が走る意義」など壮大なことまで幅広いです。
そしてしんどくなってきたときに頭に浮かぶのは
「なんで走っているんだろう……」という言葉。
めちゃくちゃしんどい。
だけど練習がんばったなぁ。
完走メダル……欲しい!!
応援してくれる家族のためにもがんばりたい
「リタイア」「歩く」「完走」の狭間で揺れながらも、ただひたすら手と足を動かし続けるロボット状態で進みます。
声援にめちゃくちゃ元気をもらえる
沿道からの声援は、めちゃくちゃ元気をもらえます。
フルマラソンを走るまで、こんなに声援からパワーがもらえるとは思いませんでした。
大会によってはゼッケンにニックネームを入れられるのですが
「カワちゃん、がんばれーーーー!!」
「このペースだと○○分切れるよ!!」
「ナイススマイル!!ナイスラン!!」
なんて言われると、フワッと足が軽くなります。
ハイタッチもすごくパワーもらえます。
ハイタッチが気軽にできる世界に戻りますように。
ゴールした瞬間、すべてが報われる
苦しくてくるしくて、最後は気力だけで足を進めることがほとんどです。
だけどゴールが見えた瞬間、フワッと身体が軽くなるんです。
最後の力を振り絞って走り、ゴール!!!
どんなにふがいない走りだったとしても、ゴールできればすべてが報われます。
さっきまでのツライ気持ちも忘れ、深い深い感動に包まれます。
帰り道は、次にどこの大会を走ろうか考えている自分がいます。
まとめ
今回は一度走ったことがある人ならわかる、「フルマラソンあるある8選」を紹介しました。
今は大会どころではありません。
だけど走ることはやっぱりやめられない!
コロナが終息したとき、いつ大会があっても大丈夫なように、練習を続けていきたいです。
完走賞はティファニー!名古屋ウィメンズマラソンの魅力 - 書く、走る。
【イキイキとした生活を】ランニングのメリット・デメリット - 書く、走る。