書く、走る。

「書く」ということ ブロガーとライターの違いを考える


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こんにちは、カワルンです。

今日は『書く』について考えます。

先日1周年を迎えることができましたが、順調に続けてきたわけではありません。
モチベーションが下がることもあるし、ブログをお休みしていた期間もありました。

私の仕事はWebライターです。
『書く』ことが仕事ですが、ブログには別の楽しさと難しさがあります。

今日は「ブロガーとライターの違い」をまとめました。
素晴らしい2年目となるように、私の『書く』について振り返ります!

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ブロガーとライターの違い

私が思う、ブロガーとライターの違いについてまとめます!

執筆テーマ

書く
ブログで書く内容は、ブロガー自身が決めます
需要の高い商品紹介をするも良し、自分の経験や知識をまとめるも良し、日記もOKです。

ライティングはクライアント(お客様)から依頼された内容の記事を書きます。
キーワードが決まっている場合もあれば、テーマから考えて提案する場合もあります。

税金、ブライダル、ランニング、家のメンテナンス、旅行、お葬式などなど。
媒体によって書くテンションは変わるし、文章の雰囲気も変えます。

収益

収益
ブロガーの場合は広告収入やアフィリエイトで発生した金額が収入になります。
0円の人もいるし、人気ブロガーとして本業で稼いでいる人もいます。

ブログは可能性が未知数ですね!

ライターの場合は、1記事書いたら〇〇円や、〇本納品したら〇円、1文字〇円のように、納品により収入が発生します。
報酬はライター自身が、クライアントと交渉しなければなりません。
当然単価もクライアントごとに異なります。

安定と不安定

不安定

どちらが安定しているという話ではありません。
ライター、ブロガーどちらも安定さと不安定さがあります。

ブロガーは書いた記事が自分のものになります。
毎月安定した収入が保障されるわけではありませんが、続けていれば将来自分の資産になる可能性があります。

ライターは納品後、書いた記事の所有権がクライアントに移行します。
毎月書いた分だけの収入が得られますが、支払いが終われば終了です。

継続して仕事をもらい続けられる保障もありません。
クライアント側から「今回で最後にしてください」と突然言われる可能性もあります。
実際、今回のコロナウィルスの影響を受けて、依頼がストップしている会社もあります。

納期

納期
ブログには、更新の締め切り日がありません。
好きなときに書けるし、好きなときに更新できる

メリットでもあり、デメリットでもあります。

期限が決まっていないから途中で更新が途絶える人も多いです。
何年も続けられる人は、本当にすごいと思います。

ライティングは依頼時に納期を決めます。
クライアントによると納期を守らないライターも多く大変なようですが。

納期が遅れれば当然、信頼が損なわれます。
次の依頼のチャンスも無くなるでしょう。
納期は必ず守ります。

記事の内容

確認
ブログとライティングは『書く』という行動に変わりありません。

しかし記事の内容は異なります。
ライティングならではのルールがあるからです。

主観と客観

ブログは主観を混ぜてもOKですが、ライティングは客観的な視点で書くことが重要です。

たとえば、ブログでよく見かけそうな次の文章を読んでみましょう。

大人気のスイーツで、とてもおいしいです!!
安いし、販売中にまた買いに行こうと思います。


この文章が悪いわけではありません。
商品を食べた、貴重な生の声です。

「おいしい」「また買おう」というのは主観で、食べた人が全員感じるとは限りません。

ライティングの場合は、以下のような文章になるでしょう。

累計100万個を売り上げた人気のスイーツです。
価格は1個300円で、リピート率は50%を超えています。


必要に応じて、参考文献を載せたり調査したりする必要もあります。

根拠が必要

チェック

ブログもライティングも誤った情報を発信するのはNGだと思っています。

ネット上には嘘の情報も多く存在します。

だからこそ、ライティングでは根拠のない文章は避けなければなりません。
記事にする際は情報収集が欠かせず、時には取材をしたり文献を読んだりしながら記事を完成させます。

そして納品した後は、クライアントから校正校閲が行われて「正しい文章か」「内容が合っているか」チェックされます。

個性と無個性

ブログは自由度が高く、管理人が書きたいように綴ることができます。

文体も内容によって変えられるし、難しい言葉や表現も魅力的です。
読み手に衝撃や感動を与えることも可能です。


反対にライティングでは個性を抑えます。
無個性で誰が読んでもわかるように、くわしく説明します。

私が心がけているのは「中学生が読んでもわかる記事」です。
理解しづらい内容もわかりやすい表現で説明します。
地名や常用漢字以外には「ふりがな」を入れます。

またストレスを感じさせずに、すらすら読める文章も重要です。
文字単価だからと、無駄な文字を入れて文章を長くすると読みづらくなります。

テクニックはいろいろありますが、少しだけ紹介します。

・「~という」「~こと」を多用しない
・「~ます。」や「~です。」等、同じ文末を繰り返すのは連続2回まで
・1文は長くても80文字までにする
・「それ」や「~もの」など抽象的な言葉を使わない



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まとめ

今回はブロガーとライターの違いについてまとめました。

このブログを始めたきっかけは、「仕事の合間にブログを書いてみようかな」という軽い気持ちでした。

今回の記事をまとめるうちにブログとライティングは別物で、違う魅力があることに気がつきました。
だから今、ブログを楽しく続けられるのだなと思います。

自分がブログを続ける理由も明確になったので、また改めてまとめようと思います。


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