書く、走る。

オリンピックを見て自分の青春を思い出した話


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はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」



こんにちは、カワルンです。
オリンピック、連日盛り上がっていますね!

こんなにテレビを見るのはいつぶりかな、というほど私は目が離せなくなっています。

中でも私が深く感動させられたのは、水谷さんと伊藤さんの卓球混合ダブルス。

実は私、卓球部でした。
今日はオリンピックを見ながら、自分の青春を思いた返した話です。

もう…あれから25年ぐらい経ったんだなぁ…。


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選手についつい感情移入してしまうワタクシ

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私は現在、趣味でランニングを楽しんでいます。
趣味といえども楽しさだけではなく、苦しく悔しいこともある。強くなりたい一心で、時間の隙間を見つけては練習しています。

こんな一市民ランナーでさえ、ひとつの大会に照準を合わせるのは大変です。
コロナで1年延期になり、モチベーションを維持しつつも、この日にピークを合わせるのは大変だっただろうな。と、 オリンピックの試合を見ていると、ついウルウルしてしまいます。

若い選手は自分の子供のように思えてしまい、親目線で応援してしまいます。

強豪卓球部への入部

現在はランニングが趣味ですが、卓球部だった私です。

まったく興味はありませんでしたが、幼馴染がテニス部は先輩が怖そうだから卓球部にするというので。 そんな動機で入部した卓球部。

未経験の私にも、卓球部の先輩は優しくて熱心に教えてくれました。
しかしそれは卓球を愛するが故。

入部した卓球部は団体戦でも県優勝するレベルで、小学生から習っている子も多く入部していました。 練習内容はそれはそれは厳しいものでした。

学校から自転車で20分ほど離れた場所が練習会場で、休みは正月の数日だけ。
先生はインターハイ出場経験があり、毎日、練習日誌を提出しなければなりません。
週末になれば県内から他校の卓球部が練習試合にやってきます。

卓球といえば、私には苦しくて苦しくて苦しい思い出ばかり(笑)

卓球ダブルスに感動

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テレビをつけたらオリンピックの卓球ダブルスが目に入りました。
日本は中国に2セット先取されており、劣勢です。

夫に「私はこういう展開になるとすぐ諦めてた」と話しました。正直、ストレート負けしてしまいそうだなと内心思っていました。

しかし予想ははずれ、見事そこから3セットを立て続けに連取。手に汗握る展開になったのです。

これほどの自信と冷静さ。苦しい時ほどニコッとほほ笑む伊藤選手。どれほど練習すればこんな強靭なメンタルが養えるのでしょうか。
もしかしたら見ていた私の方が、冷静ではいられなかったかもしれません。

その後1セット取られたものの、最終セットを取り、金メダルを取った水谷&伊藤ペア。
二人のように、思わず夫とハグして喜んだのでした。

オリンピックを見て思い出した青春

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苦しい思い出ばかりの卓球部。
しかし当時の自分は、弱音を吐く暇さえないほどに、本当によくがんばっていたのだと、今更ながらに振り返ったのでした。

3年間ずっと何かをひたすら頑張り続けることは、今はないしできないことです。

また、当時は自分を取り巻く環境に感謝できていませんでした。先生は熱心で広い練習場所。親は卓球用具だけではなく、部活後のスクールにまで通わせてくれました。
とても恵まれた環境で部活動ができていたのに、思春期で素直さを欠いてクールであろうとしたこと。今思えば幼い自分だったと思います。

その幼さも含めて、今だからわかる。これぞまさに私の青春だったのです。

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おわりに

しんどかった卓球部。
スポーツセンターで楽しく卓球することはありますが、どうしても苦々しい思い出ばかりが先行していました。

オリンピックを見て、まっすぐにひたむきに競技に励む選手の姿はとても美しく深く感動させられます。
そんな姿を見て、私自身の青春もポジティブなものへと変換することができました。

残りの数日間の競技もテレビ越しに楽しみたいと思います。