こんにちは、KAWARUN(カワルン)です。
今日は子育てについてのお話、「謙遜しない子育て」のすすめです。
わたしは前職で子どもと関わる仕事をしていました。自分の子供時代~教育の仕事~子育てをする今、ずっと心につっかえていることがあります。
世のお母さんお父さんはもっと親バカでもいいんじゃないのかな!?という気持ちをまじめに記事にしてみます。
理想はスネ夫のママ!?
まじめに書くといっておきながら私の絵からスタートです。
以前読んだ育児雑誌に「スネ夫のママを見習おう」という記事がありました。
そうです!ドラえもんに登場してスネ夫のことを「スネちゃま」と呼ぶあのママです。
衝撃的ですよね!?
スネ夫のママは親バカの日本代表なのだそう。
なれるのであれば美人なしずかちゃんのママがいいのですが、言われてみれば教育熱心でスネ夫を溺愛する親バカっぷりは見習うところがありそう。
そういえば「うちのスネちゃまは~ざます!」とスネ夫を褒めるシーンをよく見る気がします。
この記事を読んでから「自分の気持ちに素直に。親バカでもいいんだな。」と思うようになりました。
そしてずっと心の中にあったある疑問が芽生えたのです。
子どもが褒められたときどう応える?
子育てをしていたら、子どもを褒めてもらえる場面はたくさんあります。
とてもありがたいことです。
しかし「褒められたこと」に対して親としてどのように応えていますか?
B.バスを待っているとき隣で並ぶおばちゃんに「きょうだいで仲良く待てて偉いね!」と言われた
C.学校の個人面談で先生に「いつも率先して掃除をしていますよ」と褒められた
想像してみてください。親であるあなたはなんと答えていますか?
謙遜することは美徳?
せっかく褒められたのに思わず否定的に応えている方は多いのではないでしょうか?
⇒食いしん坊すぎて困っているんです。
B.バスを待っているとき隣で並ぶおばちゃんに「きょうだいで仲良く待てて偉いね!」と言われた
⇒外面がいいだけで家ではケンカばかりですよ。
C.学校の個人面談で先生に「いつも率先して掃除をしていますよ」と褒められた
⇒家のお手伝いも、もう少ししてほしいです・・・
親の気持ちももちろんわかります。褒められて嬉しい気持ちと同時に次のような気持ちが混じり、とっさに否定的な言葉を発してしまうのでしょう。
・謙遜する気持ち
・肯定したら自慢や嫌味だと思われるかも
・親バカだと思われたくない!
「謙遜(けんそん)」とは控えめに振る舞うことをいいます。よく言えばおごらない、悪く言えば子どもの能力や価値を低く評価していることになります。
日本では相手へ敬意を示すために自分をへりくだって「謙遜することを美徳」とする文化があります。しかし子どもに対しても謙遜していいのでしょうか?
否定されたときの子どもの気持ちを考える
では続いて、褒められたのに親が否定的な言葉で返してしまったとき、子どもがどのような気持ちになるのか考えてみましょう。
私が子どものとき、両親は褒められても必ず否定的な言葉で返答していました。
そのたびに私は複雑な思いでした。
子どものカワルン
教育の現場にいたときは、面談で必ずお子さんのいいとろこを褒めるように努めていました。しかし謙遜する親御さんは多く、お子さんが暗い表情をするのが悲しかったです。
独身時代のカワルン
さらにせっかく褒めたことに対して否定的に返されることで、少なからずも残念な気持ちがあったのも事実です。
子どもが褒められたときのベストな返答
では子どもが褒められた場合にどのように返すのがベストなのでしょうか?
おすすめは「ありがとうございます!」とお礼をいうことです。
相手が心から褒めている場合でも社交辞令の場合でも自然な回答です。素直に感謝の気持ちを伝えましょう。
ほかにも隣に子どもがいる場合は「○○ちゃん、褒められてうれしいね~」
隣にいない場合は「あとで○○に伝えたらきっと喜びます!」
と本人に伝えることもGOODです。
子どもを卑下することなく嫌味のない返しがポイントです。
上手な返し方を知ることで、褒められたときも自然にお礼の言葉を返せるでしょう。
親バカと言われても平気
こんな調子で子どもを褒めるので、時には親バカと言われることもあります!
私は平気です!最高の誉め言葉ではないですか!?
目指すはスネ夫のママ。困ったときや悲しいときに顔が浮かぶような頼れる母になりたいです。
まとめ
今回は「謙遜しない子育て」のすすめについてまとめました。
いろいろな子育ての仕方・考え方があるので「これが正解!」というわけではありません。
しかし私は「親バカでもいいのではないのかな」と思っています。
褒められたときは素直に喜んでもいいと思うのです。
きっと褒めた方も否定的な言葉で返されるよりも嬉しいはずです。
もしもお子さんが褒められたときは、胸を張って「ありがとうございます!」と伝えてみてくださいね。