こんにちは、カワルンです。
先日見慣れない郵便物がわが家に届きました。
内容は「10年前に受給した雇用保険の追加給付」に関することです。
まさか……詐欺!?
と思ったので、くわしく調べてみました。
同じような書類が届いた方やこれから手紙が届く可能性のある方は、チェックしてくださいね!
届いた書類内容
同封されていた書類は次の4種類です。
・雇用保険の追加給付関する回答票と払渡希望金融機関届(記入例)
・雇用保険制度の各種給付の概要(リーフレット)
・返信用封筒
リーフレットによると
毎月勤労統計調査の影響により、平成16年8月以降、雇用保険の各種給付を受けていた方の給付額が低く計算されている可能性があり、追加給付の手続きを進めています。
とのことです。
つまり「ここ最近16年の間に雇用保険を受給した人は、給付不足があったかもしれない。調べて不足がある人には追加給付しますよ」というお知らせのようです。
念のため厚生労働省のHPを確認しました。
www.mhlw.go.jp
ひとまず詐欺ではなさそうです。
給付対象と給付額
追加給付されるかどうかはわかりませんが、給付されるとしたらいくらもらえるのでしょうか。
給付額は保険の種類に応じて変わります。
【雇用保険】1つの受給期間に1人当たり平均1,400円
延べ1,900万人が対象、給付費約280億円【労災保険】
年金給付(特別支給金を含む):1人当たり平均約9万円、
延べ27万人、給付費約240億円
休業補償(休業特別支給金を含む):1人1ヶ月当たり平均約300円、
延べ約45万人、給付費約1.5億円【船員保険】一人当たり平均約15万円、約1万人、給付費約16億円
【事業主向け助成金】雇用調整助成金等:対象件数延べ30万件、給付費約30億円
※参考:雇用保険、労災保険等の追加給付について
私の場合は1,400円ほど追加給付される可能性があるようです。
もらえる額はわずかだし、10年前の給付のことをわざわざとも思いましたが、
調べてみたらかなり大規模な調査になりそうです!
書類を提出することにしました。
送付書類と記入事項
送付書類
提出する書類は同封された「雇用保険の追加給付関する回答票(表面)と払渡希望金融機関届(裏面)」の1枚だけです。
表裏に必要事項を記入し、返信用封筒に入れて提出するだけです。
ほかに同封する書類は必要ありませんでした。
記入事項
「雇用保険の追加給付関する回答票(表面)と払渡希望金融機関届(裏面)」に記入します。
表面「雇用保険の追加給付関する回答票」の記入
まずは表面の記入事項について説明します。
表面に記入する項目は4つです。
ただし、①~③の項目は1つ以上記入すればOKです。
②手当受給時の振込口座
③雇用保険に加入している勤め先(直近~過去3つまで)
④連絡先電話番号
わたしは①③④を記入しました。
①はハローワークで配布された「雇用保険受給資格者証」に記載されていました。
人によっては10年以上前の書類なので、すでに持っていない人も多いのではないでしょうか。
②はどの口座を使っていたか忘れており、書くことができませんでした。
古い通帳はすでに処分していました。
③が1番記載しやすいかもしれませんね。
法人名・企業名は正確に書きましょう。
裏面「払渡希望金融機関届」の記入
裏面は「氏名」「住所」「電話番号」「振込口座」を記入します。
最後に署名欄があります。
押印(認印も可)を忘れないようにしましょう。
提出期限
書類には「返送期限」が書いていないので調べてみました。
Q24 「払渡希望金融機関指定・変更届」(「回答票(ご本人確認)」)の返送はいつまでにしなければいけないのですか。
A24 「払渡希望金融機関指定・変更届」、「回答票(ご本人確認)」の返送期限は特段設けておりませんが、今回の追加のお支払いは、本来、当初からお支払いすべきであったものですので、お手数をおかけして大変申し訳ありませんが、なるべく早めにご返送いただきますようお願いします。
返送期限は設けていないようですが、忘れないうちに早めに提出しましょう。
まとめ
今回はわが家に届いた「雇用保険の追加給付に関する郵便物」の話でした。
ニュースでこの話題を聞いたことがなかったため詐欺かと思いましたが、みなさんはご存知でしょうか?
私が知らないだけでしたら、お恥ずかしい限りです(笑)
何はともあれ、十年以上前からさかのぼって給付した人を調べるのは大変な作業です。
追加給付されるかはわかりませんが、対象者かどうか気長に待とうと思います。
⇒その後。無事に振り込まれました!
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