こんにちは、大分出身のカワルンです。
毎年この時期になると実家大分から送られてくるのが
カボス
大分県民にとってカボスはなくてはならない存在です。
柚子やスダチと間違えられることもあるカボスですが
と、心の中では思っています。
今回はカボスの特徴や使い方について紹介します。
カボスとスダチ・柚子の違いは?
スダチや柚子とよく間違われるカボスです。
かぼす・すだち・ゆずは香酸柑橘類です。
香りや酸味が強いため、そのものを食べるというよりも、薬味や風味付けとして用いられます。
それぞれの特徴と見分け方をチェックしてみましょう。
■カボス
旬:8月~12月ごろ
97%が大分県産。
さわやかな香りがあり、ほどよい酸味がある。ミネラルを含み塩味がしっかりしているため、減塩効果が期待できる。出荷されるカボスの皮は緑色だが、成熟すると黄色になる。大きさはテニスボールぐらい。
97%が大分県産。
さわやかな香りがあり、ほどよい酸味がある。ミネラルを含み塩味がしっかりしているため、減塩効果が期待できる。出荷されるカボスの皮は緑色だが、成熟すると黄色になる。大きさはテニスボールぐらい。
■スダチ
旬:8月~9月ごろ
98%が徳島県産。
上品で清々しい香りが特徴的で、ほどよい酸味がある。ビタミンC、ビタミンAやクエン酸が豊富。大きさはゴルフボールぐらい。
98%が徳島県産。
上品で清々しい香りが特徴的で、ほどよい酸味がある。ビタミンC、ビタミンAやクエン酸が豊富。大きさはゴルフボールぐらい。
■柚子
旬:青ゆず8月、黄ゆず11月~1月
主な産地は高知県、徳島県、愛媛県など。
皮がでこぼこしているのと、ほのかに甘みのる香りが特徴。まろやかな酸味。
主な産地は高知県、徳島県、愛媛県など。
皮がでこぼこしているのと、ほのかに甘みのる香りが特徴。まろやかな酸味。
見分け方
皮がでこぼこしているのが柚子です。
カボスとスダチの見分け方は、大きさで見分けるといいでしょう。
大分でほぼ消費されるカボス
みなさんはカボスを食べたことがありますか?
わたしは大分県外へ出てから、今まで1度しかカボスにお目にかかれていません。
実はカボス、大分県での生産量は97%ですが消費量は90%なんです!
つまり生産したほとんどのカボスを大分県民が消費してしまうんですね(笑)
どれほど大分県民がカボスを愛しているかがわかると思います。
カボスは実家から送ってもらうかネットで買うしかないのね~。
カボスのおすすめの料理・使い方
カボスはさまざまな料理にとっても合うんですよ!
ミネラル分も含むので、減塩効果も期待できます。
カボスはつぎのようなお料理にぴったりです。
絞って果汁を使う
✔ 酢のもの
お酢のかわりにカボスを絞った酢のもの。
お酢よりも柔らかい酸味で、さわやかな香りが食欲をそそります。
✔ ポン酢
しぼったカボス果汁としょう油を合わせてポン酢に。
お鍋や湯豆腐など、さまざまなお料理に合います。
✔ おみそ汁
いつものお味噌汁にキュッと絞ります。数滴で香り高いお味噌汁に大変身!!
✔ 焼きマツタケ・シイタケ
秋は焼いたマツタケに絞って食べるのもGOOD!
大分県の名物である肉厚のしいたけを焼き
カボスと共に食べるのも最高!!
✔ 焼き魚・刺身
焼き魚やお刺身にもよくマッチします。
サンマを見るとカボスも欲しくなる!
それが大分県民
✔ ビール
コレが一番おすすめ。
ビールにカボスを絞る!
おいしいビールがさらにおいしくなる!!
大量にカボスがある場合は
たくさんカボスがある場合は、果汁を絞って冷凍保存するのもいいですが、次のような方法でも消費できます。
✔ カボス酒
皮をむいたカボスをリキュールと氷砂糖に漬けてカボス酒に。
漬けて3か月ほどで完成します!
かなり好評であっという間になくなりました。
✔ カボスシャーベット
砂糖やはちみつと共に作ります。さわやかなすっきりとした味で、食後にもぴったりのスイーツです。
おわりに
今回は、大分県外だと
なかなかお目にかかれないカボスの魅力についてお伝えしました。
店頭で見かけたときや大分県に旅をしたときは
ぜひカボスのさわやかな味わいを堪能してくださいね!
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